ウイルス感染するインフルエンザと治療薬

インフルエンザは、ウイルス感染によって生じる病気の一種ですが、このウイルスには表面に突起のようなものがついていますので、その形状や内部のタンパク質の違いなどによって、A型からC型までの3つのタイプに分けられており、年によってどのタイプが流行するのかも変わります。
いったんウイルス感染すると、1日から数日程度の潜伏期間を置いて、38度以上という高熱が出たり、寒気やふるえがみられたり、筋肉痛になったりといった、インフルエンザの典型的な症状が突然にあらわれるようになります。ただのかぜだと思って放置するのはたいへん危険で、特にこどもの場合には、インフルエンザ脳症のような重大な合併症を併発してしまうといったことにもつながりかねません。
流行期にウイルス感染しないようにするためには、事前にワクチンを接種するなどの予防方法をとることが有効であり、市町村によっては、ワクチン接種の費用助成が受けられる場合などもあります。しかし、ウイルスのタイプはさまざまであることから、事前の見込みと実際に流行しはじめたウイルスのタイプが異なってしまったために、ワクチン接種をしても効果が出なかったということもあり得ます。
実際にインフルエンザにかかってしまった場合ですが、現在ではウイルスの増殖を抑制する抗インフルエンザ薬がいくつか開発されていますので、病院などの医療機関で適切な抗インフルエンザ薬を処方してもらうのがいちばんといえます。インフルエンザの場合には、市販のかぜ薬、解熱鎮痛薬、胃腸薬などではほとんど効果が得られないばかりか、逆に有効成分によっては禁忌とされているものもありますので、かならず医師に診断してもらうというのがポイントです。

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