インフルエンザで処方されるロキソニンと副作用の恐れ

インフルエンザにかかると、医療機関で鎮痛解熱剤であるロキソニンが処方されます。ロキソニンには、解熱、鎮痛効果はあり、症状を和らげる作用がありますが、インフルエンザウィルスを排除する効果はないため、熱を下げたり、痛みを和らげるという対処療法になります。

インフルエンザによって高熱が出るのは、ウィルスによる防御反応として体内でウイルスの活動を抑制しようとしているためです。

しかし、インフルエンザを発症している際にロキソニンを服用する場合は、何らかの副作用が起こることがあるために注意が必要です。ロキソニンを服用することで熱や痛みは軽減しますが、薬の影響で体が冷えるために対ウイルスへの働きは弱まってしまうため、インフルエンザの症状を長引かせないためにも、熱が高い時や痛みが強いときにしましょう。

また、5歳から19歳までの子どもの場合、けいれんや意識障害を発症するインフルエンザ脳症や、脳や肝機能に影響するライ症候群といった副作用による病気を発症させるリスクが高まるので、ロキソニンの服用は避けてください。子どもの場合は、解熱、鎮痛効果の弱いアセトアミノフェン系のカロナールやタイレノール、イブプロフェン系の解熱鎮痛剤が処方されます。

ロキソニンは、抗インフルエンザ薬のタミフルやイナビル、リレンザと一緒に飲んでも問題ありませんが、胃への負担が大きいため、できるだけ空腹時の服用を避けて、決められた用法用量を守りましょう。

血栓症の治療薬であるワルファリン、リウマチの症状に使われるメトトレキサート、糖尿病の治療薬のアマリールやグリミクロンなどを服用している人は、薬が過度に効きすぎたり、副作用を引き起こす恐れがあるので、主治医や薬剤師に必ず相談してから服用してください。

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